2018.10.17(水)
先日八ヶ岳合唱フォーラムへ参加してきました。
こういった場に参加するのも、川女のメンバーと長時間一緒に過ごすのも初めてだったので、行く前はとっても緊張していたのですが、千原先生をはじめみなさんとっても素敵な方々で、楽しい時間を過ごせました。
まず、ホールの作りが、天井から声が降ってくるような構造で、声だしの時にとても良い気持ちでした。
また、途中で自己紹介があったのですが、参加者の中には関西など遠いところからいらしていた方もおり、合唱の輪の大きさを感じました。
川女の練習では、丁寧に音取りをしてくれるので何とか理解できますが、今回は初見の楽譜でがんがん進んで行くので、譜読みが苦手な私は大変な思いをしました。
しかし、作曲者の先生が曲に込めた想いや情景を話してくださるというのは、とても貴重な経験で、ただ曲を聴いただけでは分からない感情の入れ方などが分かって、他の曲を演奏する上でもとても貴重な経験になりました。
一番印象に残っているのは、「すみれ」という曲が現代音楽のようで良くわからないと言われるが、組曲の場合、作曲者はバランスをみて足りない要素はなんだろう、と考えて曲を作るので、中にはこのような曲があっても仕方がないのです。というようなことをおっしゃていたことです。
このお話を聞いて、私は「すみれ」が一番好きになりました。
一番最後に、ステージでの全員合唱があったのですが、ステージに立って歌うのが初めての経験で、緊張したけどとても楽しかったです。
歌以外にも、会場に着いた時や、お昼休憩の時など川女の方が席を取っていて下さって、そういったことは中学校以来だったので、学生に戻ったような気持ちになりました。
音楽を通していろんな方々に出会って、自分にない視点で物事を見ることができるのは、得がたい経験であり、幸運なことだと感じた日でした。